2023年5月12日放送「めざましテレビ」にて尾崎世界観さんが「イチオシ図書」として紹介されていました。
あめつちのうた ・ 朝倉 宏景
阪神甲子園球場のグランド整備を請け負う
企業を舞台に挫折を乗り越えていく人にスポットをあてた群像小説。
尾崎世界観さん「人と人が絡み合って
いい試合見たなって感じしますね。
グランドと人間というものを重ね合わせていて
雨が降っているとき中断しているとき
最悪なんですよ球場で
トイレもめちゃくちゃ混むし
ビショビショに濡れた状態で
試合もこのまま中止になる可能性がある
でもここに書かれていて驚いたのは
土が水を吸うことは凄く大事だって
そこでまた固まることによって
状態が保たれる
人間もそうやって
ちゃんと奥まで水が浸透していないと
人とうまく付き合っていけないし
むしろ雨が降ってしまったときこそ
腕の見せどころ。
雨にものに対しての認識がちょっと違っていたなっと自分は」
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