パナソニックと成田国際空港は1日、既存の無線LANと比べて10倍以上の高速通信が可能な次世代無線LANの規格「WiGig」を使用した、「WiGig」スポットの実証実験を行うことを発表した。
WiGigとは、動画などの大容量コンテンツをストレスなく高速で送受信できる無線LANの新規格。60GHz帯(ミリ波)を用いることで、対応機器の普及にともなって速度低下が顕著になってきた2.4GHz帯と5GHz帯に代わるものとして期待されている。通信距離は最大10mで、通信速度は1Gbpsを超えるとしている。
今回の成田空港における実証実験は、2020年の東京オリンピックに向けて、空港内に「WiGig」スポットを整備し、コンテンツ利用に支障が出ないことを目指して行われるもの。
実験は成田空港内にパナソニックが開発したWiGig対応のミリ波アクセスポイントを設置。利用者に専用端末を渡し、高精細映像のダウンロードを体験してもらう。映像は日本のおもてなしをテーマにしたものになる。実験に協力した人には、実験に用いた映像を収録したDVDをプレゼントする。
実施期間は2016年2月18日~2016年2月26日、時間は10時~17時30分(ただし初日の2月18日は15時からの実施)。実施場所は、成田空港 第2旅客ターミナル 本館3階 出発ロビー 中央。
(引用・マイナビニュース)
パナソニックが、この技術開発を実用化して、一般的にも使えるよになるのは、どらくらいなんでしょうね。最初は東京オリンピックに向けて、空港利用者の実用化を目指しているみたいですけどね。ホントに期待が高まります!通信の世界は、進歩がスゴイですね。
東京オリンピック後に、新しい通信WiGigがどうなるか楽しみですね。