MBS放送「サタデープラス」にて、ウォーキング1日1万歩は危険と正しい歩数が紹介されていました。
ウォーキング1日1万歩は危険!?
東京都健康長寿医療センター研究所・青柳幸利医学博士が教えてくれました。
群馬県で65歳以上の町民5000人の生活調査を15年間実施したデータから病気にならない歩き方を教えてくれました。
なぜ1万歩が危険なのか!?
青柳先生は、1万歩、2万歩は貧血になったりする事があると説明!
それは、足の裏を通る血管の赤血球を踏み潰してしまう。
人は、歩くたびに血液の成分のヘモグロビンを破壊していたんです。
だから、1万歩あるけばリスクが高くなりマラソンランナーの中には貧血で悩む選手も多い。
血管は!?
血管は血液に含まれる、様々な物質により傷つけられていています。
でも、若い内はすぐに修復出来ますが、年齢を重ねるたびに修復力が衰えているのに、運動でまた新たな修復が増え血流が増えると血管は自らを守ろうと固くなり、動脈硬化に発展する可能性が!
適切な歩数は!?
青柳先生は、
1日8000歩いてその中に!
早歩き20分が含まれると理想的!
歩数の目安!
2000歩、寝たきりを防ぎ。
3000歩、うつ病が改善。
4000歩、脳卒中、認知症、心臓病、要介護の予防に繋がる。
7000歩、動脈硬化、一部のがん、骨粗しょう症の予防に繋がる。
8000歩、糖尿病、高血圧、脂質異常症の予防に繋がる。
それで、8000歩を超えると貧血、動脈硬化の危険に発展します。
メッツ!?
健康運動指導士・黒田先生が教えてくれました。
これは運動強度を表す単位のようです。
何もしていない状態を1として、運動量が上がると2、3倍になる。
安静時は、1メッツ。
早歩きは、3〜4メッツ。
早歩きをしなくても、自転車に乗ったり、子供と遊ぶ事が早歩きと同様の効果が!
早歩き20分が出来なくても!
日常の中で、掃除機をかけたり、車の洗車など同程度の活動を合計20分すればいい。
青柳先生からのメッツアドバイス!
つま先立ちは、体幹も鍛えられ3、1メッツ!
買い物などで、カートを使わずカゴで買い物2,3メッツ!
メッツ運動強度3〜4メッツ!
階段の昇降・ボウリング・風呂掃除・ペットの散歩
認知症を青信号チェック!?
一般的に認知症の方は、歩く速度が遅くなる!
青信号の内に渡りきれないのが、認知症予備軍という国際定義となっていると青柳先生は説明されていました。
歩くという事は、人を避ける、足を前に出す、方向を決める、歩幅を調整などの作業が必要!
認知機能が衰えると、一度に処理するのが困難になり歩く速度が遅くなる!
全国共通!青信号に変わって、点滅するまで時間は基本秒速1メートルに設定している!
だから、信号が青信号に変わって渡りきれない人は秒速1メートル以下。
それで、軽度認知障害の疑いがある。