荒木香織さんが五郎丸歩さんのルーティンを完成させた

テレビ
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フジテレビ「日本くぎづけ大学」 出演者は、中尾明慶さん、大東駿介さん、山本耕史さん、千原ジュニアさん、大久保佳代子さん、進行・高島彩さんに、ラグビー日本代表・メンタルコーチ・荒木香織さん出演し講義しました。

世界の大舞台で実力を出すメンタルの作り方!

荒木さん「(ラグビーの)ボールを置いてからの一連の動作が、プレ・パフォーマ・ルーティン(パフォーマンスの直前の行うルーティンの事)って言うんですけど。

五郎丸さんは、そういう感じの事は、なんとなく、していたので。それを、しっかりと目的を持って行動、仕草をする事にしましょうということで。」

千原さん「ラグビー界ではルーティン、やる事は当たり前なんですか?」

荒木さん「そんな事も、ないと思います。体のトレーニングは、しっかり毎日してるんですけど。気持ちが、そこに伴わないと理想のパーフォーマンスは試合では、出て来ないので。それは、別にトレーニングをしないと。」

高島さん「メンタルのトレーニング。」

荒木さん「そうですね。」

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スポーツだけじゃなく!

千原さん「スポーツに限った事何ですか?たとえば、お芝居?」

荒木さん「パーフォーマンスという面では、同じです。」

中尾さん「僕、今舞台中何ですが。ずたボロなんですよと笑わせ。ホントに、3日前、僕独り号泣してたんすょ、初日が空いて。

稽古1ヶ月やって来て、よし行くぞっと思って。自分の思った通り、行かなかった悔しさがあったりして。そういう事も、あったりするという事ですよね選手の中にも。」

荒木さん「そうです、そのとうりです。」

中尾さん「後でいいですか?お時間頂いても?」

荒木さんは、頷いた。

千原さんは、明日から、めちゃくちゃいい芝居する!と笑わせた。

選手やコーチの行動を、心理学的にアプローチするスポーツ心理学!自らが心をコントロールし、前向きな感情やプラス思考を身に付けていく、心理スキルトレーニング。

俗に言う、メンタルトレーニングが含まれ。心療内科やカウンセラーのサポートとは、一線をかくす。

五郎丸さんで、脚光を浴びたルーティンも、心理的スキルの一つ。決まりきった仕事や。日々の作業を指す言葉で。

日常では、ルーティンワークとも持ちいられる。ルーティンを持ちいるラグビー選手は、何も五郎丸選手だけではない。

ラグビー日本代表の堀江翔太選手も、またボールを投げ入れる、ホンの一瞬の瞬間にルーティンを取り入れている。

堀江選手は、ラグビーボールがあって、ここにギルバートて書いている。Gがあるんすょ、ギルバートの、Gの滑り止めの、ポツポツがあるんすょ。

それを、僕は見てました。一個見て集中して、それを掴んで放るっていう。

僕らは、身長が小さいぶん、早めに放らんとダメな場合が多いので。なるべく、一瞬で終わらせてすぐやる。

一流ラグビー選手が行うルーティンには、我々が知らなかった。驚きの事実があった。

 

それは、

「ルーティン=決め事」は間違い

 

荒木さん「パーフォーマンスルーティンをすると、それに続くパーフォーマンスの成功率が高くなるという事は、スポーツ心理学の研究で分かっていますから。そのために準備する事を持っているといいよ。」

高島さん「準備をして行く事?」

荒木さん「キックの安定、成功に繋がる為の準備。ルーティンが1番効果的と言われるのは、対象となるボールなどが、止まっている事。」

高島さん「なるほど。野球のようにボールが飛んで来るのは・・」

荒木さん「どんな、ボールが飛んで来るかわからないにで。」

山本さん「ラグビー意外では?ありますか?」

荒木さん「あります。バレーボールのサーブする前とか、ゴルフの1番最初のショート(ティーショットの前に)、自分で時間が決定出来る事。5秒以内にして下さいとか。30秒以内とかでは、なくてある程度、自分で。」

大久保さん「動きをやると効率が上がるんですね。効率が上がるって事を、どのアプローチから見つける?」

荒木さん「3年間掛かっているので。あくまでも、選手が何をしたいか?選手が何をしたいかを整理し、明確にイメージし整えるのに費やした時間と荒木さんは、説明してくれた。」

 

千原さん「蹴る場所は、毎回角度が違うわけじゃないですか?それでも、やることは、一緒でいいんですか?」

荒木さん「息が上がっていても、いろんな事が聞こえていても、イギリスでも、アメリカでも、日本でも。」

 

VTRで荒木さんが撮影した、五郎さんがルーティンを完成させる時の映像に、五郎丸ポーズから、ドレミファソラシドとリズムを取り、固定した空のペットボトルを蹴るシーンが流れ、荒木さんの五郎丸選手への指導の内容などあった。

大東さん「ドレミファソラシドとか言ってたじゃないですか?あれはどういうこと?」

荒木さん「あれは、ちょこ、ちょこ、いつ蹴んねんを決めましょうと言った時に。何歩で蹴るのが、1番良いかってのは、様子を見ながら。五郎丸選手が8歩かなって決めたので。

ただ、プレ・パーフォーマンス・ルーティンで最後8歩で蹴るんだって決めてから。実際に8歩から、入る動作を覚えないと行けないですよね。

その時に、少しキーワードが合った方が、次止まった姿勢から、次動く時に。8と言うキーワード何かを持って動き始めると。始めはですよ!言葉を決める段階出したから、ドレミファソラシドって言いながら蹴れないので。

ホンマにそれで、いいんと言う問いかけをしたら、五郎丸選手は、きっと、そっかードレミファソラシドって言いながら蹴るは、不可能だなと気付いてくれると思うので。完成した時点では、何も考えなくて、無の状態で動けるのが理想なので。」

高島さん「こういう風にと思っている時点では、まだ。」

荒木さん「完成ではない。」

大東さん「じゃ、アンタ!ちゃんと書いてんの?書いてんの?って言ってたじゃないですか?真剣にやってんのっていうのは。」

荒木さん「彼がどうしたいか?どうゆう風にするのが1番、心地いいか探す。サポートするだけですから。私が何か教えるとか、決定するわけではないのですが。」

高島さん「あのポーズは、あのポーズ、じゃなくても良かったんですか?」

荒木さん「そうですね。」

山本さん「イメージとしては、集中させてるんですか、それとも、リラックスさせてオープンにしてるんですか?」

荒木さん「えーと場面によると思いますが。たとえば、手が震えてるのは興奮状態が少し高いんですが、そのくらいじゃないと、舞台とか出来ないと思うんで。体が震えてても、体に出てる状態て悪くないんですよ。

ただ、おしゃる通り、失敗したらどうしようとか。頭の中の不安ていうのは、良くないので。それを整理するためのリラックスなら、それも仕方ないですし。」

山本さん「五郎丸選手の時は、どっちかと言うと集中させてるんですか?」

リラックスしない!?

荒木さん「ラグビー選手殆どそうですが。リラックスすると怪我するので。」

千原さん「力入ってないと!」

荒木さん「興奮のレベルが高くないと。怪我をしてしまうので。」

千原さん「ずっと軽トラに、ぶっかられてるようなものですもんね。」

荒木さん「そうです。その通りです。

あと、判断する時も、あんまり落ち着いてと判断出来ないので。少し位、興奮状態。」

興奮状態の方が!

高島さん「興奮状態の方が判断力があるんですか?」

荒木さん「少し位。ただ個人さは、ありますので。自分に、とって1番適切かのを、探すサポートは私は出来るとは思います。」

山本さん「舞台初日ってね。良く言うけど、結構周りの人、信じられないほど、緊張されてる人いるんですよ。そういう時に、大丈夫緊張してますていうのも、3、4人居ると、僕がそこまで、緊張してられないんで。

ていう所で緊張が、僕はなくなるんですけど。あれ、周りが全員大丈夫だと要られると。今度緊張するのかなと思うと。周りとの状態とか、あるんですかね?」

荒木さん「組み合わせはあると思います。」

千原さん「僕、なんか移るですよ。緊張してなかった、はずなのに、周りが余りにも緊張してるから。すべらない話ていう、番組が始まった当初なんて、(宮川大輔さん)大輔、こっちで、おぇーて言うてるし。ほっしやん(星田英利さん)はタバコに火付けられへんし。

俺リラックスしてたはずやのに、段々緊張移ってきて。大丈夫か、大丈夫かで、急に尿意を催して。大丈夫か、何喋ろうってスタジオ入って、空気違うなって思ったら、ミュージックステーションのスタジオ入ってもって。緊張って視力奪いますからね!」

荒木さん「あると思います。」

 

一連の動作で注目された。五郎丸選手のルーティンを、一体どうやって作り上げたのか。現場のルーティンの、基礎となった出会い。

それは、キックの名手と讃えられた、イングランドの名選手・ウィルキンソン選手。日本で、ラグビー教室を開いたウィルキンソン選手。1番間近で、大学生時代に五郎丸選手は見ていた。

VTRでインタビュー

五郎丸選手は、

世界一を取った、J・ウィルキンソンが来て。まぁそこで、彼のキックに対する姿勢を見て。自分自身突き詰める部分あるかなという感じで。彼をマネる事から、始めましたけどね。

 

世界の名キッカーを手本に、独り試行錯誤してきた五郎丸選手。そして、2012年・荒木さんが日本のメンタルコーチに就任。

しかし荒木さんをシャットアウト!

五郎丸選手

「見えない物は、信じない人なんで。シャットアウトといいますか、全然受け付けないという体制でしたね。

そうですね、ルーティンというものを、取り組み始めましたのは、荒木さんと出会ってから、ここ4年間ですけども。

それまでは、ある程度感覚でやっていた部分があったんですけど。その感覚をしっかり字に起こして、自分のものにして行ったのが、ここ4年間ですね。」

感覚を文字にする!

五郎丸選手「ルーティンていうものがなかった時。自分の結果が出ない時に、自分の調子を取り戻す時にかなりの時間が掛かってましたけど。

自分の中にルーティンが芯が取った時に。波が小さくなったんですね。自分のマックスのパーフォーマンスを、いかに維持出来るか。

そのマックスのパーフォーマンスから、落ちた時に早く回復出来るかが、キーになってくると思いますね。」

蹴るという動作感覚を、文字に起こして言葉にする。形のないものから、形あるものへのメンタルの置き換え作業。荒木さんは、これを全選手に行っていた。

五郎丸選手「複雑な心情と言うのを、どうやって取り除くのかっていうのは、まさに準備しかない。自分が見える、自分が出来るこうりょうでしか、不安材料を消せないという。

だから、強いとか弱いとか、そういう事じゃない。いかに準備して臨むかが、大事になってくるんですね。」

Q、メンタルコーチは必要か?

いろんなものを、背負って。特にワールドカップは、そうですけど。いろんなストレスが掛かるわけですね。そん中で、同じ環境かで、同じ考えの人ばっかりが居るチーム中で。相談しても、大体自分の想像する事しか、帰ってこないですね。

そうなると、スポーツ心理学だったりとか、メンタルコーチと言われる人が、いらしゃる事で。自分が相談しやすい環境になりますし、自分が相談してこういう事が、帰ってくる事と全然違った答えが帰ったりすると、ホントに選手は前向きになれますし。ホントに必要だと思いますね。

VTRが終わりスタジオ。

千原さん「最初は見えないものしか、信じないとおしゃてた五郎丸さんが、心を開くというか。先生に意見を求めて来たりてのは、いつなんですか?」

荒木さん「1年目の最後位ですかね。」

千原さん「何があったんですか?」

荒木さん「そこで、目に見えないものは、信じないと言うから。いや、見える、見える、見えるって。」

千原さん「見えると。」

荒木さん「ちゃんと何をするのか書いて。出来たかどうか評価して、自分の体の感覚っていうのを。目に見えるように、文字に起こして行くっていう。」

大東さん「そういう意味か。目に見えない物を、見えないまま終わらせずに。ちゃんと見る物にして、理解するという意味の、書いて、書いて。」

荒木さん「なんとなく感覚で、覚えているとかという事、じゃなくて。」

高島さん「メンタルていうのは、どんどん鍛えて変えて行けるもの、何ですか?」

荒木さん「そうですね。あんまり強いとか、弱いと言う事じゃなくて。何かが起きた時に、対処出来る道具を、たくさん持っているかどうかなので。」

大久保さん「元々の人間性とかは、関係ないですか?気が弱いとか、自信なくしやすいとか。」

荒木さん「関係あります。生まれて持ったものは、関係あります。そんなに、急に、がらっと変えられないので。」

千原さん「自分がメンタルが強いか、弱いか判断出来てないですもんね。まず、それわかる所からですよ。」

山本さん「でもメンタル強い人います?」

荒木さん「いないですね。」

山本さん「全員弱いと思いますよ。なんかの感じで強くして、そういう風にいる事によって、自分の存在価値を持つ、見たいな事だと思うんで。」

千原さん「女優さんに、あんだけガンガン行けるのは、メンタル強いよと爆笑させた。あれメンタル強ないと無理ですよ。」

山本さんまぁ、まぁ、そうですね。」

プレッシャーについて?

荒木さん「実際に、プレッシャーて触る事も出来ないし。自分で作り出しているんですよね。見て自分で、わぁーって作りだす、どういう風に受けとめるか、自分で受けて変えていく作業をすれば。」

高島さん「たとえば一般の方で、明日人生を決める大事な。会社の面接があって、でも、凄く喋るのが苦手で、普段は喋れるのに社長とか偉い人がいると、ガチガチになっちゃう、どうしようって方がいたら、どうしたらいいっていう風に?」

荒木さん「準備ですね。準備。練習をかならずする。当日着る服を着て。

高島さん「自分が、これでいいだろうという練習じゃなく。完璧に詰めていく?」

荒木さん「大体どうしようと思っているだけで、何もないしないですよね。」

千原さん「そうですね。」

荒木さん「どうしよう、どうしよう、明日どうしようと、みんなに言わんと、ちゃんと練習したらいい。内容も理にかなってるか、誰かに聞いてもらって。

そんな言うたら、落ちるで言われたら。どういう風にしたら、いいか意見を聞いたりしながら。内容をしっかりと、詰めて準備して行く。後は、パーフォーマンスするだけですから。」

 

 

 

やっぱり、精神的な部分が一流になると乱れると、いつもの自分の力が出ないのでそのイメージが保てるような訓練、練習が必要何でしょうね。その意識を持ち磨く事で、いろいろ場面で活用出来そうですね。

 

荒木さんが言うように、自分が作りだす不安や恐れが自分をみだしているのが、聞いていて分かり納得ができた。些細なことでも、変えてゆけば精神を落ち着かし、物事に対処した時にベストの状態を出せるはずだし、後悔を少しでも減らせる気がする。

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