新年の挨拶メールで上司・取引先などビジネス関係への文面!
年が明けて仕事が、始まると新年の挨拶メールをしないといけない人も多くいると思います。
上司・取引先では、もちろん文面も違いますし、ましてや取引先への挨拶メールは特に失敗出来ないけど聞ける人が居ないと1人で悩んでしまいそれだけで会社へ行くのが億劫になっている人もいるかもしれません。そうならないように新年の挨拶メールの書き方と例文を紹介します。
新年の挨拶メールはいつまでに出せばいいの?
年が明けるとまず始めにやることと言えば新年の挨拶メールですよね。
何かと忙しい仕事始めでも、新年の挨拶メールはきちんと送らないといけません。特に、仕事上のお付き合いをしている人への新年の挨拶メールはいつまでにすれば良いのか聞く人がいなくて悩んでしまいます。
結論から言うと、営業開始日に送るのが一般的ですが事情により営業開始日に送ることが困難な人もいると思います。そのような場合には、遅くとも1月7日までに送るようにしましょう。
また、送る時期により文面も変わってきますので紹介します。
◆営業開始日~最初の1週間まで
・明けましておめでとうございます。
・謹んで新年のお慶びを申し上げます。
◆それ以降
・本年も宜しくお願い致します。
と、営業開始日からどれくらい経過しているのかで文面が違ってくるので注意が必要です。
新年の挨拶メールで注意すべきことは?
上司や取引先へ新年の挨拶メールを、送る時どんなことに注意すれば良いのでしょうか?
新年の挨拶メール送付時の注意点を紹介します。
◆宛先
メール送付時に、やってしまいがちな失敗としてまとめて送付するために「BCC」に宛先を含めて送ってしまうことです。これは、絶対にやらない方が良いです。それは、一斉送信したメールなどでは失礼に当たるからです。必ず、1件、1件心を込めて送ることを心がけましょう。
◆件名
年末から年始は、ウィルスメール等が増える時期でもあるのでタイトルには、注意が必要です。安易なタイトルではなく送り主がきちんと判別しやすいタイトルを付ける方が良いです。
・良い例
「株式会社○○○○(自分の会社)△△(自分の名前)より年始のご挨拶について」
「年始のご挨拶 株式会社○○○○ △△」
・悪い例
「お疲れ様です」
「お世話になっております」
「Re:」(そのまま来たメールへの返信で件名なし)
「no subject」(件名なし)
◆本文中の宛名
会社宛なのか担当者宛なのかでも、スタートの文面が違って来るので注意が必要です。
会社宛の場合
・良い例
・株式会社○○御中
・株式会社○○ □□課御中
・悪い例
・株式会社○○御中 □□課御中
・株式会社○○御中 □□課御中 △△△△(担当者名)様
担当者宛の場合
・良い例
社長 △△△△様
・悪い例
△△△△社長 様
◆本文
そして、本文中の注意点としては機種依存文字は使わないようにしましょう。機種依存は、自分が打っている時にはきちんと見えていても相手先の受け取るOS等により異なる環境で起こる文字化けによってきちんと表示されない場合があるからです。
一般的に、機種依存文字と言われるものについて紹介します。
機種依存文字について
・○で囲んだ文字(①、②、③、④、⑤ 等)
・ローマ数字(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ 等)
・単位記号(㎜、㎡、㎖、© 等)
新年の挨拶メールのビジネスで使える文面の例文
新年の挨拶メールを、送付する際の注意点は分かったけど具体的な例文が知りたいって人の方が多いと思います。そこで、新年の挨拶メールの基本構成と例文を紹介したいと思います。
メールの基本構成
- 宛名(上司のフルネーム+役職名)
- 新年の挨拶
- 昨年いただいた配慮などへのお礼
- 新年の仕事などへの抱負
- 年号・日時
- 署名
上司への新年の挨拶メール
件名:謹賀新年
本文:
○○課長
明けましておめでとうございます。
昨年は公私にわたり、格別のご配慮をいただき、
誠にありがとうございました。
まだまだ未熟者ではございますが、業務に尽力し、
一歩一歩成長していく所存です。
今年もよろしくご指導ご鞭撻くださいますよう、
お願い申し上げます。
平成二十九年 元旦
取引先への新年の挨拶メール
件名:年始のご挨拶 株式会社○○○○ △△
本文:
株式会社○○ ○○事業部
◇◇◇(役職名) △△様
明けましておめでとうございます。
株式会社株式会社○○○○ △△です。
昨年は、大変お世話になりありがとうございました。
今年も引き続き、業務改善推進プロジェクトでお世話になります。
この大きなプロジェクトの総仕上げの年となりますので、
気持ちを引き締めて、更に努力するつもりでおります。
一層のご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
以上
まとめ
新年の挨拶メールは、取引先宛は仕事が始まってからでも送るのが一般的で営業開始日からどれくらい経過しているのかでも文面を変更する必要があります。何社も、ある場合コピーをして使いまわすこともある場合は注意が必要です。
また、本文中へのむやみな環境依存文字の使用な避けた方が良いですね。それは、送る側はパソコンでも受け取り側はスマホやタブレット等で読む可能性もありきちんと表示されないことがあるからです。
上司・取引先への新年の挨拶メールの文例もコピーしただけで安心せずきちんと自分の会社に合った内容に修正することを忘れないでくださいね。