さつまいもの保存方法!賞味期限はどれくらい?
さつまいもは、根菜類の中でも日持ちの良い食品と言われているのにも関わらず、その日持ちの良さを実感出来ていない人も多いと思います。
日持ちが良いと言うのは、あくまでも正しく保存すればの話です。間違った保存方法をしてしまうと、カビが生えたり芽が出てしまうので正しい保存方法と賞味期限を紹介したいと思います。
正しいさつまいもの保存方法
さつまいもを、買って来たら1本の状態で保存するのか、半分に切ったものを保存するのかでも保存方法は変わってくるので状態別で紹介したいと思います。
◆1本のままの保存方法
さつまいもは、1本~5本ずつに分けて新聞紙で包み冷暗所へ保存しましょう。一番いいのは、1本ずつですが状況に応じて5本くらいまでならまとめて包んでも大丈夫ですよ。この保存方法で、1ヵ月持ちますよ。
◆半分に切った時の保存方法
半分しか使わないと分かっている場合には、洗う前に半分に切りましょう。そして、切り口が空気に触れないように切り口部分のみをラップで巻いてから新聞紙で包み冷蔵庫に保存します。この場合には、1週間持ちます。
それでも、洗ってから切って半分残ってしまうこともあると思います。その時は、ジッパーにさつまいもが浸るように水を入れて冷蔵庫で保存しましょう。ただし、この保存方法は1~2日程しか持たないので早めに調理してくださいね。
さつまいもの保存方法の注意点
正しい保存方法が、あれば間違った保存方法もあります。さつまいもの注意点と保存方法を紹介したいと思います。
◆冷蔵庫で保存してはいけない
さつまいもは、低温に弱いので冷蔵庫で保存してしまうと低温障害となり傷みが早く進む要因になります。そのため、さつまいものを日持ちさせるには冷暗所で保存しましょう。
◆洗ってから保存してはいけない
どうしても、洗いたくなってしまいと思うのですが洗ってしまうと菌が繁殖し腐敗が進む要因になります。泥が、付いていることにより直接空気に触れるのを防いでくれる働きがあるので長持ちしますよ。
◆1本丸ごとラップで包んではいけない
さつまいもは、私たちと同じように息をしています。そのため、ラップで包んでしまうと息が出来なくなるので腐敗の大きな要因となってしまいます。また、買って来たらすぐに袋から出してあげるのも日持ちさせる重要なポイントです。
◆生のまま冷凍庫へ保存してはいけない
さつまいもを、買って来てすぐに冷凍庫への保存も絶対にしないようにしましょう。さいつまいものに含まれている水分が抜けてしまうので解凍後の味も触感も非常に悪い状態になってしまうからです。
さつまいもの賞味期限
日持ちするが、良いとされているさつまいもですが実際どれくらい日持ちがするのかと言うと1か月~3か月と言われていて保存状態が良ければ3か月以上持つこともあるそうです。
そんな日持ちするさつまいもなので非常食としても注目されています。しかし、私たちがさつまいもを購入する時には泥が取れて綺麗に洗い流した状態で袋詰めとなっているため実際には1か月も持たないのが現状です。
余ってしまったさつまいもの調理方法
せっかく買って来たさつまいもが腐ってしまったら勿体ないですよね。だからと、言っていっぺんには食べきれないこともあると思います。そんな時に、簡単に作れる一品料理を紹介したいと思います。
◆ふかしいも
ふかしいもは、冷蔵庫で3日間、冷凍庫では、1か月持ちます。そのままの状態で保存するよりも調理をしてから保存しておけば食べたい時にすぐに食べることが出来るので忙しい日にはちょうどよいおかずになりますよ。
◆干しイモ
干しイモの場合には、冷蔵庫で3か月、冷凍庫では、半年持ちますよ。また、干しイモを作る時には1日ではなく3日間くらい干すと完全に乾くので美味しくいただくポイントですよ。
◆さつまいものサラダ
皮付きのまま角切りにしてから水にさらして作るのでさつまいもを洗ってから半分に切ってしまった時にもう一品料理として使えそうですね。
まとめ
今まで、さつまいもが日持ちしないのは保存方法が正しくなかったのが原因だったのかもしれませんね。これからは、正しい保存方法を知って本来の力を発揮して長持ちしてくれそうです。
それに、中途半端に余ってしまったさつまいもは正しい保存方法で取っておくのも良いですが簡単にアレンジして一手間加えてから保存しておけば、一品欲しい時のおかずにもなり無駄を出さずに食べきれそうですね。