反抗期での中・高校生への正しい接し方!注意点!
「子供の反抗期は正しく成長している証」と言われますが、実際に反抗期の子供を持つ親としては、接し方に困ってしまうことも多々あります。
中・高校生の反抗期への接し方を間違えたことで、親子としての絆にひびが入ってしまったという話しも耳にすることはありませんか?
そこでこちらでは「反抗期での中・高校生への正しい接し方」についてご紹介します。
中・高校生の反抗期は第二次反抗期
中高生の反抗期は「第二次反抗期」と名付けられていることから、多くの人が経験するものであることがわかります。
親になったあなたも、あの頃の「どうしようもないイライラ」「不本意な親への接し方」を思い出して「どうしてなのだろう」と今でも不思議な気持ちになるでしょう。
しかし、それは体の成長とともに心も成長しているからなのです。
自我がしっかりと芽生え、将来のことだけでなく今の生活や友人の事など、自分で決定したいという意識を持ち始めます。
しかし、親としては子供との会話の中で良かれと思って意見をしたり、生活の面倒を小さな子供の時のように見てしまうことがあります。
それを子供は嫌がり、思うだけでなく言葉や態度に出してしまうことで反抗期を迎えるのです。
この心の成長を感じることで、中・高校生の反抗期への接し方が見えてきますよ。
子供の意見を認める姿勢
まずは、子供の成長を感じながらも「子供の意見を認める」姿勢を表しましょう。
反抗期を迎えた中・高校生の自我の芽生えを尊重するためにも、子供が発する意見には最後まで耳を傾けましょう。
親の決められたことをそのまま受け入れるのではなく、彼らなりの大人になりつつある意見を持っているのです。
その意見を全て受け入れる必要はありませんが「そんな風に思っているのね」と認めてあげることが大事なのです。
一人の人間として、対等に接してくれたという気持ちを感じる事が出来ますので次第に素直な態度へと変わっていきます。
親は心の余裕を持って
中・高校生の反抗期を迎えた子供たちは、意識的に親を困らせてやろうと思っているわけではありません。
彼らもどうしようもない心の葛藤と、どうしようもない言動に心を痛めていることは多々あります。
そんな時に、売り言葉に買い言葉になってしまい脅すような言葉で子供がこれ以上反抗ができないようにしてしまうと、余計に反抗期の時期が伸びてしまったり、態度が悪くなってしまいます。
反抗期も子供の成長の中で重要なことであることを理解し、「元気に過ごしてくれているだけでもいい」と思うことで心の余裕を持つようにしましょう。
子供のことを信じることも大事で、それまで大事に育ててきたでしょうが過干渉だと子供が感じないように少し放任を意識してください。
失敗したとしてもそれも子供にとっては経験であり、自分の意思で決定したことに責任精人を持ち、自ら問題解決への姿勢を見せることになります。
聞き流す時もある
反抗期を迎えた中・高校生は、いくら親が「違うことを違う」「いけないことはいけない」と伝えても聞き入れないことがあります。
話しにならない、と思えば聞き流すことも反抗期の子供への接し方となります。
小学生までの子供ならば、親の言うことを聞くことを当然としていたでしょうが、親とは違う意見を自ら持つようになるのも反抗期の時期なのです。
大人になってからも、正しいと思った決断は実際には失敗に繋がることもあります。
そのような経験を重ねることで、素敵な大人として成長していくもの。
そんな大人の入り口に立っているのが反抗期という時期ですので、親と意見が違えば彼らもムキになって言い返してきます。
「大きな失敗をしてきなさい」くらいの気持ちで、聞き流すことで子供も行動しやすくなりますし、親としても子供の反抗期でストレスを溜めることになりません。
また、言い合う相手がいなくなれば、反抗期特有の態度も難化してきます。
まとめ
反抗期の子供への接し方についてご紹介しました。
こちらでは特に中・高校生の反抗期である第二反抗期にスポットをあててきました。
反抗期の子供への接し方を考える際には、「可愛い子供が親に反抗した」「育て方を間違えたのかな」と不安になってしまいますが、これも立派な成長の一つです。
反抗期を感じたら、無事に成長している事を感じて、正しい子供への接し方を参考にし、これからの家族の絆に繋げてください。